金融とITの融合を意味する言葉として、フィンテックがしばしば使われるようになりました。
フィンテックとは金融を意味する「ファイナンス」と、技術を意味する「テクノロジー」を組み合わせた言葉です。
フィンテックという言葉の普及に代表されるように、金融の世界でもITは欠かせない存在になりつつあります。
金融の世界で導入されているIT系のサービスは、今ではいろいろなものが出てきています。
例えば、オンライン決済サービスがその一つで、従来の決済システムの場合にはカード会社の審査をクリアしなければなりませんでした。
この審査クリアが、フリーランスや中小企業によって高いハードルだったのです。
しかし、オンライン決済サービスの場合、カード会社と契約する必要がありません。
また、資産運用サービスでもITの技術が導入されつつあります。
例えば、クラウド家計簿のようなオンラインで管理できるようなサービスです。
さらには、AIを駆使した資産運用サービスなども出てきています。
このように金融の世界でITが進出してきており、それにともなってエンジニアの需要が増しつつあります。
金融業界でエンジニアとして活躍したいと思っているのであれば、プログラミングスキルはもちろん必要です。
加えて金融に関する専門知識を持っていなければ、システム開発もスムーズにはかどらないでしょう。
英語力も金融業界で活動するために求められる能力で、特に外資系金融企業ではシステム関連のやり取りも英語です。