ITと車の大接近

現在若い世代の車離れが進んでいると言われています。
モーター関連の評論家は若い人たちに対して、「メーカー側が魅力的な車を提供できない証拠だ。」などと一方的な論を張る人もいます。
ただ、都心部で交通手段に困らない地域の人はそうであっても、地方都市では車がなければ生活することはできませんし、車通勤はごく当たり前のことです。
だからといって、車の世界でもこのままでよいとは考えていないようです。

通信会社との連携を模索し、ITと車とを結んだ新たな事業を始めようとしています。
具体的には、ITS(高速道路交通システム)テレマティクス分野に通信会社と電機メーカーとが手を結び始めたり、スマートフォン向けのカーナビサービスの提供を始めるなど、スマホと自動車の関係が急接近しているのです。
通信会社は、車載機器向けの地図や車両位置情報といった、交通に関する長大なデータを持つ電機メーカーに出資する形で業務・資本提携を行い、通信会社の蔵独活サービスと連携した新しい自動車の利用者向けサービスを開発しています。

一見自動車とは関係のない会社同士が、ナビシステムや高速交通といった分野に参入すると聞いて違和感を覚える人もいるでしょうが、その昔思い描いた未来のクルマはこうしたIT技術と結び付けを行わなければ実現しないのです。
ハンドルがなくても声だけで方向を変えられたり、目の前に障害物があったら勝手によけたり停止するクルマは既に夢のクルマではなくなっています。
「休日には格好の良いスポーツカーで彼女を誘ってドライブへ。」そうした時代は既に過去のものとなり、外見だけでなく本当の意味でのスマートな(賢い)クルマが求められているのです。

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